適職について②テープ起こし

こんばんは。ふじたまです。
駅や会社周りで新入社員らしき団体をちょくちょく見かけます。新年度が始まったんですね。

さて、前回に続いて、向いていそうな職業について考えます。2番目に考えたのは、テープ起こし。
テープリライト、反訳、文字起こし等々、色々な呼ばれ方がありますが、要は音声を文字化するお仕事ということです。
元々はテープに録音していたので「テープ起こし」と呼ばれていたのが、テープが使われなくなるとともに呼び名があやふやになっていった……という経緯のようですね。


1.テープ起こしとは?


①仕事内容
インタビュー、講演、会議等々、音声で記録される様々なものを文字化していく仕事です。
聞いたまま書き起こす場合もあれば、不要な部分(「あー」、「えーと」等)を取り去ったり、要約したり、文章をきれいに直したりといったことも行うことがあるようです。

②働き方
求人を見る限り、フリーランス(業務委託)、特に在宅で働く人が多いような印象を受けます。
テープ起こしのみという求人もある一方、

・他の人が起こしたものの校正
・その場に出向いての録音

等も一緒に募集されている場合がちらほら見受けられます。


2.テープ起こしの向き・不向き


よく挙げられている適性はこんな感じ。

・根気強く仕事ができる
・タイピングがある程度できる
語彙力・国語力がある

何となく、タイピング力と耳の良さが大事なのかな?と思っていたのですが、意外と「語彙力・国語力」が重要になってくるようです。
様々な同音異義語があるなかで適切な漢字を当て嵌めたり、
日本語として意味の通る文章にするために、言葉に対する感度が求められるみたいですね。

3.テープ起こしの仕事に就く方法

結構頻繁に募集がかかっているので、テープ起こしの仕事に就くこと自体は、結構ハードルが低そうです。
アルバイト募集サイトでも、「完全在宅」「出来高制」などの売り文句とともに求人が掲載されているのを見かけます。

また、クラウドそーソングのサイトでも、しばしばテープ起こしの案件があるようですね。
ただしそちらは、手軽に応募できるということもあってなかなかの競争率になっているようです。


4.テープ起こしの将来性


①既に機械に代わられつつある?

これも校正と同様、技術の進歩によって消えそうな仕事ではあります。現に、文字化は機械で行い、人間は手直しだけをする、というケースも多くなっているようです。
スマホの音声認識とかも結構良い精度ですもんね……。そのうち、「音声を聴きながら文字を打ち込む」という作業は全く必要ないものになるのではないでしょうか。

②人間が必要な部分も残りそう
一方で、読みやすいように文章を整えたり、どの部分が不要かを判断して削ったりということは、機械だけでは難しそうです。
将来的には、人間が担うのは「仕上げ」の部分だけになっていくのではないかと思われます。

5.テープ起こしの仕事のメリット・デメリットは?


自分に限ったメリット・デメリットも多いですが、まとめてみると以下のとおり。

①メリット
・基本的に在宅で、ひとりでやる仕事
・門戸が開かれていて、手軽にできる
・一般的に言われる適性に当てはまりそう
あと、人の話す音声を聴き続けることで自然な話し方が身に付いたりしないかな?などという淡い期待もあります。
会話が苦手なもので…。

②デメリット

・将来的に、仕事の性質が変わりそう
・テープ起こし一本で稼ぐのは難しそう
・ある程度静かな環境が必要

6.まとめ


正直、「音声の文字化なんてすぐ不要になるんじゃ?」と思っていたのですが、案外と活況なもよう。人の手が入る余地はまだまだありそうです。
それと、実は今の会社でもちょっとやったことがあるのです、テープ起こし。それなりによくできたらしいので、極端に不向きということもなさそう。その点ちょっと安心感があります。

ただ、ネットで見る限り、これ一本で稼げるような職業ではなさそうなんですよね。主婦のアルバイトとか、在宅副業とか、そういうジャンルで紹介されているのを多く見かけます。
複数の仕事で稼ぐなら、そのうちの一つとしてアリ……かな?という感じ。

ひとまずは、失業保険の期間中のちょっとした仕事として活用できたら良いかなあ、と思っています。調整もしやすそうですし。
で、その後は状況次第で、本腰を入れて稼ぐ/副業として続ける/他の仕事一本に絞る……のいずれかの方向に進む、と。

あと、テープ起こしの仕事について書かれたサイトがいくつか見つかったので、こういうのも読んでイメージを掴んでいきたいと思います。
以下、参考までにリンクです。

テープ起こしの収入の収入相場は?」(『テープ起こし会社の徹底比較ガイド』より)
テープ起こし悶々~オコシストの縁側
okoso

要検討ですね。

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