校正のお仕事、続けてます

こんばんは、ふじたまです。
かなり久しぶりのの更新ですね。

就職が決まった直後の心情などを書いた前回の更新から、丸2カ月経ちました。
現在もその同じ会社で働いていて、気持ちとしては「続けていけそうかな」「続けたいな」という感じです。
取りあえず、現時点までに思ったことなどをまとめておきます。


1.仕事内容は?


①「引き合わせ」はほとんどない
エディタースクールで学んだような、原稿とゲラを一字一句引き合わせていくという作業は滅多にありません。これについては、エディタースクールの方からも「今はもう必要なくなっている」と言われていました。なので、ほぼ予想通りといったところです。
むしろ「滅多にない」というだけでゼロではないということにビックリ……。

②誤字・脱字<事実確認?
意外だったのが、事実確認の比重が高いということです。例えばお店の地図や商品の金額が間違っていないか? など。
校正というより校閲の比重が増えている、ということは以前から聞き及んでいましたが、思った以上に調べることが多いです。


2.向き・不向きは?


①黙々と働けるのは◎
事前に抱いていた「ひたすら机に向かって黙々と進められる仕事」というイメージには、かなり合致していると思います。仕事の説明を受けたり、質疑応答したりする以外は、単独で粛々と仕事を進めます。
会社全体としても無駄口叩かず働くのがスタンダードなようで、結構な人数がいるにもかかわらずオフィスはとても静か。この点、わたしにとっては理想的です。

②誤字や矛盾の発見精度……そこそこ?
校正のお仕事をするにあたって心配していたのが、前の職場で「単純ミス」や「うっかり」をちょくちょくやらかしていたことです。
ミスを発見するのが校正の仕事である以上、この性質によって職場を追われるということもあり得るのでは? とビクついていたのでした。しかしどうやら現在、わたしの仕事の品質はそこまで悪くないようです。
振り返ってみると、前の職場でのミス多発はマルチタスクの結果だったのかもしれません。抱える仕事量が自分の処理容量を超えていたというか……。

③語彙や国語の知識
思いがけず弱点だったのがこれです。国語力……! 文法はともかく、語彙や雑学はそれなりに強いと思ってたんですけどね。学校での成績はそれなりに良かったし、読書量も多い方だし。
社内のテストなども受けたのですが、あまりの点の取れなさに慄きました。私がものを知らなすぎるのか、それとも校正者の知識量がヤバいのか……? 両方かも。


3.今後のこと


前の仕事と比べると適性はあるように感じられるし、何より日々活字に触れるのは楽しいです。結構肌に合ってるような気がします。
ただ、今はまだ新人扱いで、仕事量も少なめ。今後やることが増えていくことを考えると、どうなるかはまだ未知数です。社外とのやり取りなどが発生したらまたキャパオーバーになるのでは?? という心配も無視できません。
そうならないことを祈りつつ……。できる限り続けていきたいと思います。

2 件のコメント :

  1. 同じくコミュ障です。何かいい職業はないものか・・・と探していたら辿り着きました。
    校正の仕事に興味があるので、もっと話を聞いて(読んで?)みたいです。
    更新お待ちしています( ・_・)

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    1. コメントありがとうございます!
      ブログ、すっかり放置してしまっていました……。コメントに気づくのが遅れてすみません;
      また近々、現状をまとめようと思います。

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