ブログ開始から今までの間にいくつか投資をやってみたので、
概要と現在までの成果をまとめてみようと思います。
先に結論を言ってしまうと、惨敗してます!
まずは以前のおさらいになりますが、ソーシャルレンディングについて。
初めてにして最大の失敗投資です。
1.ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングの仕組みについては、
以前「投資の新しい方法?ソーシャルレンディングとは」にまとめています。
解説としては間違っていないと思うのですが、
ボロボロで終了した後で振り返ると、ちょっと前向きに捉えすぎている感が否めません……。
当時ちょうど仮想通貨が活況だったこともあり、
「新しい投資も悪くないかも?」などと思ってしまったのですが、
これはかなり浅はかでした。
2.投資の結果
①約9割(!)のマイナス
既に以前、「みんなのクレジットが終了。……詐欺では?」で書いている通り、
33万円弱を投資して、手元に残ったのは2万5千円程度。
実に89%の損失という、大変残念な結果に終わりました。
②元本がほぼ消失
わたしが利用したのは、「みんなのクレジット」という業者でした。
最初は順調に配当が出ていたので追加投資までしてしまったのですが、
運用中に色々と問題が発覚。
出資金が社長の個人的な借金返済に充てられていたとか、
貸付先がグループ会社のみだったとか……。
業務停止命令を受けた後も、配当だけはしばらく出ていました。
しかしそれもやがて止まり、償還の予定日が来ても元本は戻らず。
最終的に、「元本の一部」として1万円ちょっとのお金が振り込まれ、終了しました。
すごく納得いかないんですが……。
なお、「みんなのクレジット」は現在、「スカイキャピタル」という名前で存在し続けています。
これもまた納得いかない。
3.ソーシャルレンディングの問題と今後
①問題多発中の地雷原
では、他の業者を利用していれば成功していたのか? というとそういうこともなく……。
「みんなのクレジット」の問題発覚後、
「ラッキーバンク」や「maneo」など、他の大手業者も次々と業務停止命令を受けたり訴えられたりしているようです。
②今後また状況が変わるかも?
今月13日付けの日経新聞「ネット融資仲介 透明化へ」によると、
問題が多発したことを受け、金融庁が貸付先情報の開示を促すようです。
ソーシャルレンディングで発生している主な問題は、
「出資者に対する説明と、実際の貸付先が異なる」というものです。
そういうことがまかり通る背景にあるのが、貸金業法です。
貸付先について知った上で無資格の人間が出資すると、貸金業法に抵触するかもしれないのだとか。
つまり、法を守るためには情報を伏せなければならない。
……という大義名分が成り立ち、限りなく嘘に近い内容の「貸付先情報」を公開する業者が現れた、ということなのでしょう。
それを受けて金融庁が、
「情報を明かしても、出資者と貸付先が接触しなければ法的にOK」
「むしろ情報を明かせないときは相応の理由が必要」
といった方針を打ち出すとのこと。
これによって、貸付先情報を詳細に公開することがスタンダードになり、
嘘を吐く業者がいなくなる……ということですかね?
では今後はソーシャルレンディングも真っ当な投資方法になっていくのか?
というと、それはちょっとわたしにはわかりません……。
(「社長が使っちゃった」とかはまた別の問題な気もしますしね……。)
わからないので、少なくともわたしが再び手を出すことはないです。
自分には、評価の定まっていないものに手を出せるほどの判断力はないぞ! ということを肝に銘じたいと思います。
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